広島市議会議員の木村唯です!

今回は、1月の臨時議会で議論された
68億5千万円の物価高対策についてお伝えします。

この議案を目にしたとき、私が最初に考えたのは、議会の理屈ではなく、地域で実際に聞いてきた声でした。

新年会や餅つきなど、この時期は地域に呼んでいただく機会が多くあります。

そこで率直に投げかけられたのは、こんな言葉でした。

「としポって何?」
「正直、初めて聞いた」
「なんで現金給付じゃないの?」

制度の細かい設計以前に、そもそも多くの人に知られていない。
これが現場の率直な実感です。

さらに話を聞いていくと、

「1万円を先に出さないと支援を受けられないと聞いたけど、それって本当に困っている人向けなの?」

という声もありました。

制度としては支援でも、実際の生活感覚とはかみ合っていない。
そのズレを、私は強く感じました。

議会では「迅速に」「早急に」と説明されます。
しかし実際に使えるのは早くても5月から。
登録や準備も必要です。
今この瞬間、光熱費や食費に悩んでいる人に、この支援は本当に届くのか。
「急いでいるつもりの制度」と、
「今まさに困っている人の現実」との間にある隔たり。
この構造を見落としてはいけないと感じました。

そしてある方に、こう言われました。

「結局、本当に市民の声って届かないんだね」

この言葉を、私は「仕方ない」で終わらせたくありませんでした。

だから私は、【ひろしま清風会】が提出した「現金給付も含めて検討し、迅速に対応するよう求める付帯決議」に賛成しました。
それは賛否のためではなく、地域で聞いた声を、議会の議論にきちんと反映させるためです。
補正予算は制度上、一括議決のため、一部の事業だけを止めることはできません。
その制約がある中でも、疑問を感じたまま黙ることはできないと考えました。

制度は、会議室の中だけで完結してはいけません。
実際に使うのは、市民であり、現場です。
これからも私は、机の上の理屈ではなく、地域で聞いた声を起点に、議会で問い続けていきます。

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97 いいね! ('26/01/22 10:01 時点)