広島市議会議員の木村唯です!
【南区金屋町 神輿復活】

10月25日、南区金屋町で、約30年ぶりに神輿が復活しました。
中心となったのは、30代・40代の有志の仲間たち。
「もう一度、町の誇りとにぎわいを取り戻したい」
その想いで、仕事や家庭の合間をぬって集まり続け、担ぎ棒の補修や飾りつけ、何十年も使用していなかった神輿の掃除、ルートの安全確認まで、自らの手で準備を進めてきました。

当日はあいにく小雨でしたが、「やろう!」という声で気持ちはひとつに。
多少の雨にも負けず、予定通り神輿を担ぐことができました。

太鼓と掛け声が響きわたり、男性も女性もかわるがわる神輿を担ぎ、子どもたちの笑い声がそれを包む。
道の両側には、多くの住民の皆さんが傘を差しながら見守り、拍手と声援で支えてくれました。
かつてこの町を彩っていた風景が、雨の中で光を帯びてよみがえった瞬間でした。

松川公園盆踊りの復活に続き、今回も「地域の力」で成し遂げられた神輿。
古き良き時代の風習が再び息を吹き返し、世代を超えて人と人がつながる場となりました。

町内の皆様のご協力、そして有志の仲間たちの情熱と行動力に、心から感謝申し上げます。
「子どもたちに少しでも楽しみを」「思い出をつくってあげたい」
その想いが、多くの人の心を動かし、この日を迎えることができました。

この経験を通じて改めて感じたのは、
「地域の行事は誰かが守るものではなく、みんなで紡いでいくもの」ということです。

行事は行政だけでは守れません。
地域の担い手がいて初めて、文化も誇りも継承されます。
そして、その芽は子どもたちの記憶の中で未来へと受け継がれていきます。

これからも次の世代へとつながるように、このまちの灯りを絶やさず、互いを支え合いながら、多くの「きずな」を育てていきます。
共に汗を流し、笑い合い、未来へつなぐ南区に。
その歩みを、これからも止めることなく進めていきます。

そして最後に。
日々、子育てや仕事をしながらも時間をつくり、支えてくれる仲間たちに。
今回から新たに加わってくださった皆様に。
心から感謝をお伝えしたいと思います。

子どもたち、そして地域のために行動する皆さんがいるからこそ、この町は動き続けることができる。
これからも一緒に、笑顔と想いの輪を広げていきましょう。

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52 いいね! ('25/11/07 06:01 時点)