広島市議会議員の木村唯です!

先日、段原学区体育協会長のご紹介で、親和幼稚園の柳川園長とお話しする機会をいただきました。

初対面とは思えないほど、深く心が通い合う時間でした。

子どもたち一人ひとりの育ちに真摯に向き合い、保育現場での実践を積み重ねてこられた柳川園長。
その言葉の一つひとつに、確かな現場感覚と深い愛情、そして強い覚悟が宿っていました。

「広島市に暮らしていることが辛かった」
この言葉には、行政との対話が噛み合わず、必要な支援に手が届かない現実に直面してきた苦しさがにじんでいました。
制度の隙間に取り残され、声を届けようとしても届かない——そんな孤独と葛藤の中でも、園長は子どもたちの未来のために歩みを止めず、現場に立ち続けてこられました。

私自身、その姿勢に深く胸を打たれるとともに、同じ大人として、議員として、強く背筋を伸ばされる想いでした。

最近では、議会の中にも、子どもたちのために本気で取り組もうとする仲間が、少しずつ増えてきています。
ともに汗をかける存在が増えていることに、大きな心強さと希望を感じています。

そして、そうした動きが広がることで、
これまで表層的にしか関わってこなかった議員たちにも、現場と本気で向き合う覚悟が求められるようになる。
そう信じています。

議員として、そして一人の父親として、私は改めて自問しました。

果たして、いまの広島市は、すべての家庭にとって、子どもを安心して育てられるまちになっているのか。
子どもたちの未来に対して、私たち大人は、今をどう向き合っているのか。

子どもたちは、ときに自分の気持ちを言葉にできません。
けれど、表情の陰り、仕草の端々、言葉の間に、たしかに「助けて」「わかってほしい」という小さな声が宿っています。

私は、そうした“まだ言葉にならない想い”に耳を澄ませられる大人でありたい。
そして、子ども自身が声を上げられないときこそ、その声をすくい上げ、必要な支援へとつなげていくことが、私たちの責任だと考えています。

また、子どもたちを最前線で支えてくださっている先生方の声も、見過ごしてはならない「現場からの問い」です。
だからこそ、こうして真摯に語り合える時間をいただけたことを、私は何より大切な学びの機会として受け止めています。

広島が、子どもと家庭にやさしいまちとなるように。
これからも現場の皆さんとともに、着実な一歩を重ねていきます。

柳川園長、本当にありがとうございました。
次回はぜひ、園内の様子もじっくり拝見させてください。

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