◆兵庫県明石市における複数施設の包括管理業務について(企画総務委員会・視察報告)◆

今回視察を行った兵庫県明石市の包括管理業務は、公共施設の安全性確保を出発点とした運用が特徴であり、現在日野市が目指している方向性と極めて近いものであると感じました。単に契約の効率化を目的とした事業ではなく、安全性の向上と、迅速かつ確実な対応による施設の維持管理体制の構築を目的としている点に、非常に学ぶべき内容がありました。
特に注目した点は、民間事業者の力を効果的に活用した運営体制です。
明石市では、市役所内に包括事業者の事務所が2拠点設置されており、約7名のスタッフが常駐しています。また、市役所駐車場には、工具や資材を積載した軽バン2台、さらには三輪バイク(キャリアボックス搭載)2台が常時配備されており、これらを用いて事業者が日常的に各施設を巡回しています。
巡回中に不具合やリスクを発見した場合には、必要な工具や材料を用いてその場で即時に修繕が行える体制が整備されており、対応の迅速さと現場力の高さが際立っていました。
これに対し、現時点の日野市では、施設の不具合発生後に現場確認や業者の立ち会い、見積もり、予算措置といった工程を経て対応するため、実際の修繕までに長期間を要するケースが少なくありません。明石市のように、予防保全と即時対応を組み合わせた体制は、日野市においても今後検討すべきモデルであると感じました。
また、箕面市では昨年度視察した際、包括事業者は「保守点検」のみにとどまり、修繕は別契約となっていたことから、官民連携の実効性や効果が見えづらい部分がありました。一方、明石市では、「保守点検+巡回+修繕」までを一体的に担う包括契約が導入されており、業務の効率化にとどまらず、施設管理の質そのものが向上していることが確認できました。
加えて、視察では行政職員の説明のみならず、実際に包括事業者が活動する現場(事務所や車両、機材等)を直接確認し、具体的な運用方法や体制についても把握することができました。
このように、明石市の事例は、行政と民間事業者が明確な役割分担のもとで信頼関係を築き、それぞれの専門性を発揮しながら公共施設の維持管理を推進している好事例であり、今後の日野市における施設管理のあり方を検討する上で、大いに参考になるものでした。

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13 いいね! ('25/05/24 05:00 時点)