【東大和市】
ライオンズボクシングジム 会長 古山哲夫(ふるやま てつお)さん

~獅子奮迅~
東大和市仲原の住宅地にひっそりと佇むボクシングジム【ライオンズボクシングジム】近くを通ればミットとグローブがぶつかる激しい音が響いてきます。
今回お話を伺った古山哲夫さんは、このジムを30年以上前に立ち上げ、現在78歳、今なお現役の会長として若い選手を育て続けています。
古山会長自身も、元プロボクサー。ボクシングを始めたきっかけは「なにか運動がしたい」という、とても単純な動機だったとのこと。そこから「自分の拳ひとつ」で闘うボクシングというスポーツに魅せられ、獅子奮迅の活躍で、新人王、そして東洋ジュニアウォルター級チャンピオンまで上り詰めました。リングネームは、ライオン古山。ライオンズボクシングジムの名前は、このリングネームからとっています。

~地域の子どもが呼び起こした獅子~
ジムを立ち上げたのは、ご自身が引退してから10年以上後のこと。
あるとき地域の子どもがボクシングを教えて欲しいと個人的に古山会長を訪ねてきた。この出来事がジムを立ち上げることとなる最初のきっかけだったと言います。
始めは駐車場でちょこちょこ教えていただけでしたが、そのうち古山会長に流れるボクサーとしての血が騒ぎ、もっとたくさんの選手を育ててみたいという想いが生まれ、ライオンズボクシングジムを開設しました。

~第2の家族~
ライオンズボクシングジムで大切にしていることは、「人と人との繋がり」
みんなが一致団結すること。それは、ボクシングに限らず、どの世界でも大切にすべきことだと思うと語る。
ある選手は、「ジムの仲間はみんな第2の家族のような存在。選手同士は、兄弟であり、ライバル。マネージャーはお父さんで、会長がおじいちゃん」と話してくれました。そう話す選手の顔は、リング上のボクサーではなく、本当の家族の話をしている青年の笑顔そのものでした。

~追い続ける男のロマン~
「チャンピオン」を一つの目標として、ジムを立ち上げてから30数年。2023年4月に高田勇仁(たかだゆに)選手が日本チャンピオン、翌年8月には渡邊海(わたなべかい)選手がアジアチャンピオンと2人のチャンピオンが誕生し、古山会長に流れる獅子の血は、一層熱を帯びます。
古山会長に今後のライオンズボクシングジムの展望をきくと、「ジムをどうしたいとかはない。ただ選手たちがここで着実に力をつけてくれればそれでいい。目指すは世界チャンピオン、そして防衛。現状に満足せず、夢を追っかけ続ける。自分の中で目標を持って、その目標に向かってただひたすら頑張る。ただ、それだけです。それが男のロマンですよ。」と熱く語りました。

ライオンズボクシングジムから世界チャンピオンが生まれる瞬間は近いかもしれません。みなさん、お見逃しのないよう、応援よろしくお願いします!!

ライオンズボクシングジム
東京都東大和市仲原4-5-1
時間:平日16時~21時 日祝17時~19時
アクセス:武蔵大和駅徒歩20分、東大和市駅徒歩22分
Instagram:lions.boxing.gym

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56 いいね! ('24/10/06 20:01 時点)