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金融
会社に利益をきちんと残していくためには?
東京都江東区在住E様
掲載日:2026/10/16

日々の業務や営業活動で売上を伸ばすことに必死なのですが、利益をきちんと残していくためには、具体的に自社のどの部分にどのような順番で手を打っていけばよいのでしょうか?
※ 相談者のプライバシーに配慮し、実際の質問内容を一部改変して掲載している場合がございます。ご容赦ください。
江戸川区民のミカタがお答えします
江戸川区民のミカタがお答えします
税理士法人 東京大樹会計・代表
税理士
小林 昌道
私がお答えします。
利益を増やしたいと考えたとき、多くの経営者様が「とにかく売上を上げる方法」を真っ先に考えられます。しかし、現場を見ていくと、売上を追いかける前に「どこに手を打べきか」の順番が逆になっているケースが少なくありません。
まず取り組むべきは、自社の利益構造を分解し、「どの商品・サービスが、どれだけの利益を生んでいるのか」を正しく把握することです。全体的な売上の数字だけを見ていると、実は利益を圧迫している非効率な業務や、コストがかかりすぎている案件を見落としてしまいます。
具体的な打ち手としては、以下の3ステップで整理することをおすすめしています。
・限界利益(売上から変動費を引いたもの)の把握:固定費をカバーするために、各商材がどれだけ貢献しているかを明確にする。
・コストの棚卸し:単なる経費削減ではなく、未来の売上に直結しない無駄な固定費がないかを点検する。
・重点領域への資源集中:自社が最も強みを持っており、かつ高い利益率を確保できる領域へ営業やリソースを集中させる。
決算書の数字を細かく分解し、「どこを改善すれば一番レバレッジが効くか」を見極めること。これが、カンに頼らない利益体質づくりへの第一歩です。