
1992年、千葉県市原市生まれ。大学卒業後、東通メディアに入社。営業としてEC・通販事業の支援を行う。趣味は海外スポーツの観戦。
通販の基幹システムから広告まで

この仕事を始められたきっかけを教えてください。
父がグラフィックデザイナーとして、スーパーやコンビニで見かけるようなPOPや陳列棚などのデザインを制作していたことがきっかけです。自分が手掛けたものが世の中にでていく様子を見て、いつの間にか広告業に興味を持つようになりました。就職のタイミングでは、複数の広告代理店と面接や審査を進めていましたが、東通メディアはその中でも、かなりトントン拍子に話が進んでいったため、“これはご縁だ”と思い、入社を決断。入社したての頃は、当社のビジネスがどこでどのように役立っているのか、複数ある事業がどのようなシナジーを生んでいるのかを理解することが大変でした。幸い弊社は、座学の研修の時間は短く、現場に出るタイミングが早かったため、失敗を含めた現場の経験で、どんどん理解を進めていきました。全容が分かるようになったのは、2~3年目ですね。現在、営業で10年目ですが、ずっと同じ仕事をしてきたわけではありません。入社時には折り込みチラシなどの広告の仕事がメインでしたが、現在は、EC・通販事業のシステムを扱う仕事がメインになっています。市場やトレンドの変化もあり、事業の中核が広告からシステムに移り変わることも経験し、その変化を受け入れながら働くことが面白いと感じられています。

仕事の特徴はどのような点にありますか?
さまざまな業界業種の商材に対応できる通販基幹システムの開発、保守、販売を行っています。現在、通信販売を始めようと思うと、カートシステムや決済手法については多種多様なサービスがあり、中には、容易に立ち上げができるサービスもあります。立ち上げ当初はそれでも良いかもしれませんが、出荷数が増えて売上が拡大してきたり、販路が増えることでマルチチャネルを管理する必要がでてきたり、事業規模に合わせたシステムを用意したほうが好ましいと考えます。また、今までは自社の通販サイトだけで売っていたものを、テレビや新聞、その他のネット媒体などを活用して「もっと売り上げが欲しい」という企業にも、弊社の強みを使ってサポートすることができます。40年間培った経験と実績を活かして、広告戦略から売上までの導線をご提案します。
500社以上の通販企業を支援

どんなお客さまが多いですか?
売上が年商5億~10億円の企業様からのご相談が多いですね。現在使っているシステムはあるものの、事業規模の変化に合わせて、新しいものに交換したい(リプレースしたい)というご相談をよくいただきます。現在システムを導入していただいている企業様の平均年商は28億円となっています。お取引先としては、健康食品や化粧品を扱っている企業様が最も多く、アパレルや総合通販の企業様がそのあとに続いています。また、これまでに楽天モールなど、他の通販サイトで商品を売っていた企業様が、自社ブランドを押し出していくため、自社サイトから直接販売したいというご相談もいただいています。この場合、ご相談いただく方は、何をどこまでやったらよいか分からないという人が少なくありません。自社で通販を始めるためには、事前の準備がかなり必要となります。通販サイトとシステムの用意はもちろん、問い合わせに対応するメンバーやコールセンターの確保、倉庫の用意、新規顧客を獲得するためのクリエイティブ制作・広告展開など、やるべきことは盛沢山です。これらの通販に必要なインフラを一気通貫でご用意できることも、弊社の強みですね。

仕事をするうえで心掛けていることを教えてください。
もっと世の中に認知されて、もっと多くの人の役に立ちたいですね。知る人ぞ知るというサービスではなく、業界内で広く認知される会社、サービスでありたいと思います。今後、新たにスタートアップ企業をサポートするための『通販マーケッターGrowth!(グロース)』というサービスをスタートします。これは、売上規模で年商2億円前後の通販・ECを行っている企業様を対象に、基幹システムの提供と業務代行をセットにしたものです。立ち上げ時期や成長過程においては何かと業務過多になり、スタッフに負荷がかかりがちです。そこを丸投げのワンパッケージで行えるお得なサービスとなっています。より多くの人の役に立つため、柔軟に対応していきますので、どうぞお気軽にご相談ください。
インタビュー後記
通信販売にとって基幹システムは、間違いは許されない一方、使いやすさも求められる重要な部分。そんな顧客と商品を結びつける“門”の役割を果たすシステムを “脇”から支える支援の最前線で活躍している人の名前が“門脇”さんとは、天職としか思えない。
お問い合わせ