しぶき氷ユキは、愛犬の散歩のために、湖畔を歩く。
友人のリコ、その苦しげな表情を思い浮かべ、立ち止まる。
ユキは、昨夜自分を頼ってきたリコに、面倒に巻き込まれる気配を感じて、慄いてしまった。
帰っていくリコの、寂しげな背中が浮かぶ。
目の前に「しぶき氷」が見える。
水面が風に弾き出され泡となり、木の枝にしがみつき房房と凍っ...

続きをオリジナルサイトで見る