【高松市中心市街地再開発の取組について】

会派視察の2日目は、高松市に伺い、高松市中心市街地再開発の取組についてお話を聞いてまいりました。

高松市では、イオンなどの大型ショッピングモールが郊外に多く立地しており、中心市街地にある高松丸亀町商店街もアーケードの設置や路面のカラー舗装、駐車場の設置など自主的に行っていましたが、なお衰退の危機に瀕していました。

そこで、市としては都市計画を作るとともに補助金も投入し、商店街再開発に乗り出しました。

再開発では、街区ごとに地権者が共同出資したまちづくり会社を立ち上げ、定期借地権方式による事業資金の低減や地権者に対する変額地代などより魅力的なテナントが入るような工夫を行い、また住居も同時に配置するなど行うことで賑わいを取り戻していました。

私からは、行政のまちづくり会社への関与を質問しましたが、行政は都市計画や初期の補助金の対応を除いてはランニングにおいては関与しておらず、地権者のやる気が街の賑わいを作っている旨、回答を頂きました。

他の方の質問の回答からも、再開発を進める特効薬はないとのことで、地道な議論を積み重ねるしかないことを感じました。

今後、調布市でも中心市街地の整備は進んでまいりますが、高松市の事例は街づくりの大きな参考になるものでした。

#調布市議会 #調布市議会議員 #調布 #調布市

続きは Instagram で

16 いいね! ('25/07/18 00:00 時点)