天野屋さんで一休み

懐かしの味と想い出が溶け合う天野屋
夏の陽射しが照りつける中、私は足を向けました。江戸の風情漂う老舗、天野屋さんへ。扉を開けると、そこには時が止まったかのような静寂が広がっています。
夏の甘味の王様、冷やし甘酒
残暑厳しいこの日、喉を潤す天の恵みとも言える冷やし甘酒を注文しました。まるで飲む点滴のように、体に染み渡る甘酒の味。一口飲むごとに、疲れが癒されていくのを感じます。
古美術が語る歴史と情緒
店内を見渡すと、目に飛び込んでくるのは美しく並べられた古美術品の数々。それらが醸し出す和の雰囲気に、思わずため息が漏れます。これらの品々を集めたのは、今は亡き後輩、博光社長。彼の情熱と美意識が、この空間を特別なものにしているのです。
甘酒を啜るたびに、博光社長との思い出が鮮やかによみがえります。彼の笑顔、熱心に語る姿、そして天野屋への愛情。ここは単なる甘味処ではなく、大切な人との想い出が詰まった、心の故郷なのです。

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10 いいね! ('24/10/18 20:00 時点)