現店主が6代目となる創業明治17年の老舗蕎麦屋。

古き良き建物に歴史を感じさせる内装。


●今後も生き残るために

6代目店主である小髙さんが語る歴史を重んじるながらも今を生き残ることの重要性。

創業140年の老舗であるまつや。

昔ながらの手打ちそばを提供する中、危機感も常に隣りあわせという。


昔から足しげく通う常連さんがいる中で、今の時代を反映させないといけない難しさ。

常に想うことは「食べに来て、満足してもらう」という1点である。


満足してもらうには、お客様の立場に立ち、時代にあった味とサービスを提供する。

6代目が着手したことの一つに「店の禁煙化」がある。

10年以上前になるが、匂いが嫌いな人もいる。

そこを考えて、禁煙を決意したという。


ただ、変えたくても変えられないこともある。

それが「キャッシュレス決済」である。

今の時代、当たり前であるが、店舗の構造上、採用ができないという。

そこは、お客様がお金を払って食べに来たいという「付加価値」でカバーをする。


老舗の看板に甘えることなく、絶えず新しい道を取捨選択していく力強さを感じる。


●人気メニュー

・もりそば(825円)

細目な蕎麦だが、しっかりとコシがある。

濃いめに感じる麵つゆを少しつけていただくだけで、

満足感を得られる。

*あくまで筆者の感想。

小田原  鈴廣のかまぼこを使用した板わさ


【店舗情報】

神田まつや

東京都千代田区神田須田町1-13(淡路町駅[A3]徒歩1分)

月~金:11:00~20:00

土・祝:11:00~19:30

定休日:日曜日(祝祭日は営業)

http://www.kanda-matsuya.jp/index-01.htm

https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13000340/