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一粒万倍(いちりゅうまんばい)とは、

一粒の籾が万倍にも実る稲穂になる

という意味。

何事を始めるにも良い日ともされ、

仕事始め、開店、出店、お金を出すことに

吉であるとされる。

一粒のヒントやアイデアが

あなたの運を万倍にする。

ビジネス評論家石塚 毅の

ビジネス系開運コラム。

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コロナショックでいろいろなものが短期間で

静かに変容していますが、ビジネスも

アーティストの時代になるのではと思っています。

これは山口周氏や落合陽一氏も発言されてますよね。


以前、

「1泊15万円の宿泊施設を創設した男」

「東京ドーム13個分の地に、わずか3部屋」

と、リゾート界のアーティストとして

取り上げられていた「天空の森」の

田島健夫氏の記事を読んだことを思い出します。

※田島さんは大学の大先輩でもあります

「日経ビジネス」2012/6/25号

天空の森

https://tenku-jp.com/


この記事が出て、8年経ったいまビジネスは、

アーティストだらけなのではないかと?

コロナショック以降はますますこれが加速して

いくのでは?と個人的に考えています。


ビルゲイツは一泊500万の部屋に泊まるそうです。


一粒1000円のイチゴ、

一房5000円のぶどう

一個10,000円のマンゴー

果物もつくづく芸術ですよねー


1000円もするような高級食パン専門店が

次々に出店して毎日午後には売り切れになる。


どれもちょっと前には考えられなかったことです。


要らないものはどんなに安くても買わないが

欲しいものにはバン!とお金を遣う。


アウトドア用品、キャンプ用品も

高くて売れる商品はどれもアートを感じさせます。



かつてさぬきうどんは


 「男性の腰の強さと女性の肌の白さ」


というキャッチコピー(香川県)で話題となりました。


「政治の世界で歴史的な雪崩を起したのは、

書かれたことばの力ではない。

それは語られたことばの魔力だけだ。」

(アドルフ・ヒトラー)

「歴代首相の言語力を診断する」 

東 照二著  研究社

この本は副題が

「小泉首相は、どこが画期的だったか」

です(笑)


政治も言葉の芸術、アーティストでないと

どの世界でも成功しない、

ということかもしれません。


コロナショック後の差別化、競争優位性は

アート要素をいかに会社経営・商品・サービス

に取り入れるかがカギになる、と予測しています。





石塚 毅(いしづか たけし)

1970年生まれ。ビジネス評論家。担当実績7,000社、相談実績15,000人に

裏付けされた企業経営・ビジネスモデル・社風・人材の情報通で博覧強記。

話がおもしろい!と評判。

ご質問・ご相談などはこちらまで。

ishizuka@keiei-c.jp