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一粒万倍(いちりゅうまんばい)とは、

一粒の籾が万倍にも実る稲穂になる

という意味。

何事を始めるにも良い日ともされ、

仕事始め、開店、出店、お金を出すことに

吉であるとされる。

一粒のヒントやアイデアが

あなたの運を万倍にする。

ビジネス評論家石塚 毅の

ビジネス系開運コラム。

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先週は各地で入学式が多かった。

やはり新小学1年生を見るとほほえましく

なります。

「ピッカピカの~一年生~♪」

このCMわかるかなぁ(笑)


1、日本はお金を貯めるけれど

日本人はアメリカ・ヨーロッパに比べると家計の

預貯金率がとても高いです。

しかしずっと貯めたままで運用はほぼされていない。


高齢者の親世代は貯金が目減りしてもそのまま。

「残したい」という気持ちが強く、金融機関にその

まま塩漬けに。

 

普通預金口座に5000万あっても

年間利息が利率0.001%として約400円程度。

バブルの頃は1億円預ければ利息が年間500

万円になり、1年間暮らせるといわれてましたが。

 

最近は「誰も知らない」「見つからない」休眠貯金

になることも多い。2018年より10年以上の

入出金履歴がない預貯金口座は国の指定活用

団体に移管されることになってます。

 


2、税金払うために貯めてたの!?



よくある話だそうです。

Xさんは娘さん1人だけが相続人になる。

預金を思い切って賃貸用不動産に投資。

年金に加えて、預金利回りよりずっと多い金額

の家賃収入が入るようになった。プラス、相続時

は資産評価額が大きく下がる。

(現金と預貯金はそのままの金額)



「あーもっと早くこれを知っていたら。。。」

「私って税金払うために貯金していたんですね」




いかに日本人が投資ベタなのか、がよく

わかりますよね。無知なんです。


お金はあるのにまったく動かさない。

それでは、経済は良くならないですよね。

 

日本という国は、お金も、人材も、

とにかく動くのが嫌いなようですね。

 

 

(了)




石塚 毅(いしづか たけし)

1970年生まれ。ビジネス評論家。担当実績7,000社、相談実績15,000人に

裏付けされた企業経営・ビジネスモデル・社風・人材の情報通で博覧強記。

話がおもしろい!と評判。

ご質問・ご相談などはこちらまで。

ishizuka@keiei-c.jp