🫜風土を宿した在来カブ

ミコト屋には、カブを始めとした在来野菜がたっぷり20種ほど届いています。

一般には流通していないため、初めて目にするスタッフも。
「これ何?綺麗!」「どっちがどっち?!」「思ったより大きい!並べきれない!」と大騒ぎでした。

だけど知らない野菜でも、どこか懐かしさを覚えるのが在来種。
日本各地の風土に根ざし、食べ続けられてきた個性豊かな野菜たち。
生産性や品質の課題、種採り農家さんの高齢化により、すでに途絶えてしまったものも多くありますが、その姿や味は多様性に溢れています。

「文化とともに繋がれてきた在来種を次の世代に遺したい」
農家さんのそんな願いが、在来野菜には詰まっています。
時間も手間も場所も必要になる種採りですが、私たちが寄り添う方法は簡単で、ただ美味しく食べるだけ🥢

だけどその味は、濃いとか甘いとか、わかりやすいものだけじゃない。
野菜が自衛のために備えたキリリとしたほろ苦さや、儚い風味、上品な甘さなど、それはもういろいろです。

そんな素材の味を見つめ、郷土料理が生まれていった。
ふるさとの味は、栽培技術も冷蔵設備も流通もなかった頃、いかにして食材のない冬を越えるかを思案して生まれた創造力の賜物でもあります。

イワナを取り巻く生態系に関するドキュメント映画『ミルクの中のイワナ』のなかで、こんな言葉に出会いました。
(素晴らしい映画! ぜひ! a_trout_in_the_milk )

「種(しゅ)を守るということは、生き様を守ること」
水槽で繁殖させ、ただ種が保存出来ればよいとするのではなく、自然のなかで暮らす姿そのものを遺していきたいという発言でした。

在来野菜たちも、畑に揺れ、食卓に登ることで、誰かの記憶とともに繋がれていってほしいなぁと感じます。

思い思いに育った個性豊かな野菜たちは、見ているだけでも楽しいものです。
どれにするか悩んだら、直感で選ぶのもあり!

野菜と人がともに歩んできた時間に思いを馳せながら、美味しく味わってもらえたら嬉しいです🫜✨

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190 いいね! ('25/12/03 07:31 時点)