東京都心で1年超の空室ビル急増、3年で12倍 湾岸部の苦戦鮮明:日本経済新聞
東京都心部の大型ビルに飽和感が出始めている。
日本経済新聞が1年以上にわたり20%超の空室を抱える物件の空室面積を調べたところ、2024年は3年前に比べて12倍に急増していた。
湾岸部の苦戦が鮮明で、新型コロナウイルス禍後の出社回帰が進むものの、相次ぐ再開発によってオフィス市況は供給過剰に傾いている。
ザイマックス総研(東京・港)が保有するテナント入退去のデータを基に、12年7月から25年1月にかけ