
岩手県生まれ。緑化会社でグリーンコーディネーターとして公共施設や、オフィス空間の植物の装飾業務に従事。その後、都内のグリーンショップに転職し、個人邸を中心に、植栽デザインやガーデニングの施工、グリーンコーディネートなどを経験。2024年に『合同会社みどりやか』を設立。
日常で自然に触れる

この仕事を始められたきっかけを教えてください。
仕事を探していたときに“緑化”という言葉が目に留まりました。生まれ育った岩手と比べて、東京は自然が少ないと感じていたため、自然を求めていたのかもしれません。無事に緑化会社へ就職し、オフィスや病院、公共施設など、主に室内グリーンの装飾業務に従事し、全国へも出張するなど様々な環境で経験を積みました。仕事にも慣れたタイミングで「もっと、自分でデザインしてプランニングをしてみたい!」と考えるようになり、現場で知識を学ぶため、グリーンショップへ転職。個人邸を中心に、それまでの知識と経験を元に、お客さまのリクエストを伺いながらプランニングの実績を増やしていきました。2024年、独立して『合同会社みどりやか』を設立。屋号は植物を表す“みどり”と、「鮮やか」「軽やか」など、前向きさや広がりを感じさせる“~やか”を掛け合わせた造語です。植物が広がり、自然を感じられる空間を作りたいという想いで名付けました。

仕事の特徴はどのような点にありますか?
都心で暮らし、植物に興味はあるけれど忙しく、なかなか自分達では取り入れるのが難しいと感じている方や、暮らしに緑を取り入れて住環境を充実させたい方などに向けて、ライフスタイルに合わせた植物のある空間プランをご提案しています。ベランダやバルコニー、室内、ちょっとした花壇や植栽スペースといった、都心ならではの限られたスペースをプランニングすることが多いですね。ご相談でご希望のイメージを伺い、現地調査を経て、ご提案となります。「季節感を感じる植物が良い」「手のかからない植物が良い」「子どもの誕生日を思い出せる植物が良い」など、リクエストは様々ですね。植物の選定だけでなく、水やりのサポートとして、自動散水機の取り付けなどをご提案することもあります。
みどりのある環境を増やしたい

どんなお客さまが多いですか?
40代~60代の方が多いですね。ファミリー層が中心ですが、新築、新居へのお引越しやリフォーム後、お子さんが独立されたタイミングなど、少し心に余裕ができたときにご連絡をいただく事が多いです。戸建てだけでなくマンションにお住まいの方からのご相談もいただきます。最近では、Instagramやホームページを見た方からのご相談も増えてきています。都内中心ですが、神奈川、埼玉、千葉などの都心近郊の地域でもご対応しています。植物は生き物なので“お世話が大事”です。法人のお客さまもいらっしゃいますが、個人のお客さまは日々の暮らしの中でより植物に愛着を持ってお世話に向き合ってくれる方が多いと感じおり、私は取り組みやすいですね。

仕事をするうえで心掛けていることを教えてください。
“みどりのある環境を増やしたい”と思ってこの仕事を続けています。身近に植物があるだけで、人はやすらぎを感じることができます。暮らしに自然が根付くと嬉しいですね。現場では“丁寧な仕事”を心掛けています。この仕事は、自分がプランニングしたものが、残り続ける可能性のある面白い仕事です。インターネットの普及により、お客さまが自分で植物を選びやすくなりました。それでも、環境や植物の種類によってベストな状況は異なります。特に最近では、毎年のように気温が高くなっているため、暑さや乾燥に強い植物をおススメする機会が増えていますね。これからも知識と経験を活かしたうえで、独自のアイデアを盛り込んだプランニングで、お客さまの期待に応えていきます。
インタビュー後記
植物に囲まれて過ごすと、心が穏やかになり、自然と安らぎを感じる。佐藤さんの活躍により、文京区ではいずれ、植物のある暮らしが当たり前となり、まち全体が、みどり溢れる素敵な場所になるだろう。
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