【高級寿司が増えすぎた時代に、思うこと】

いま、“高級寿司”という言葉が、
少し軽くなってしまったように感じます。

値段だけが高く、技術や覚悟が追いついていない。
それを「高級」と呼ぶ風潮に、職人として疑問を覚えます。

ひと昔前、1万円の鮨屋は十分に高級だった。
今ではそれが“リーズナブル”と呼ばれる。
鮨がブームになり、次々と店が増えた。
まさに、鮨バブルの時代がしばらく続いています。

もちろん、円安や仕入れの高騰もあります。
けれど問題はそこではない。
鮨ブームの裏で、「儲かる」というイメージだけで始める人も増えた。

その結果、価格だけが上がり、
本当に鮨を愛してくださるお客様が離れていく。
静かに、でも確実に。

鮨は本来、誠実な仕事の積み重ねでしか成り立たないものです。
派手さでも、演出でもなく——
味と技で、人を黙らせる鮨を。

それが、私たちが守りたい「高級」の意味です。

同じ想いを持つ方がいたら、どうぞ拡散してください。

📍広尾駅 徒歩3分
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201 いいね! ('25/11/29 00:01 時点)