今回は「GOT」「GPT」「BUN」について解説します💡
これらは肝臓や筋肉、腎臓などの働きを示す検査項目ですが、
実は“栄養不足”のサイン を読み取る手がかりにもなります。

🧬 GOT(AST)

GOTは肝臓や心臓、筋肉に多く含まれる酵素。
タンパク質を作る“アミノ酸代謝”に関わっており、
その働きには ビタミンB6 が欠かせません。

🔹 GOTが低い → ビタミンB6不足のサイン
🔹 GOTが高い → 肝炎・心筋梗塞・筋肉の損傷など

B6が不足するとアミノ酸が代謝されず、
タンパク質がうまく合成されなくなります。

🩸 GPT(ALT)

肝臓に多い酵素で、こちらもアミノ酸代謝に関与。
GPTの働きにもビタミンB6が必要です。

🔹 GPTが低い → B6不足による代謝低下
🔹 GPTが高い → 肝障害・脂肪肝・過剰な飲酒など

GOT・GPTが低値のときは、
筋肉量や神経伝達物質の合成に影響することもあります。

💧 BUN(尿素窒素)

タンパク質が分解されるとアンモニアが発生し、
肝臓で尿素に変えられて腎臓から排泄されます。
BUNはこの「最終産物」の濃度を示します。

🔹 BUNが高い → 脱水、腎機能低下、タンパク質過剰摂取
🔹 BUNが低い → タンパク質不足や低栄養のサイン

つまり、BUNが低いときは
「体に必要なタンパク質が足りていない」可能性があります。

📊 まとめ
GOT・GPT・BUNの数値を見直すことで、
動悸や息切れの背景にある“栄養状態”を読み取ることができます。
健診データの「低値」にも注目してみましょう🩺

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3 いいね! ('25/11/06 10:02 時点)