「あなたの心に灯をともす仕事――銀座で広がるプラス思考の学び」株式会社プラスパ　 荻原順子さん〜

仕事を始めたきっかけと業務内容を教えてください

•15歳で父が急死。深いショックで精神のバランスを崩し、うつのような状態に。母の励ましにより回復過程で、母の強さと優しさに気づき、女性として素晴らしい家庭を築きたいという強い動機が生まれた。結婚後もその思いを軸に歩んだ。

•婦人科手術と再度のうつ的状態からの自己回復

下の子が7歳の時に約8日間の入院・手術を経験。

家族との時間を何よりも大切にしてきた私にとって、子供をおいて入院する事がこの上なく嫌な事でした。術後、この「嫌だ」という強いマイナス感情が引き金となり、私のうつ再発のきっかけとなりました。東洋医学・西洋医学・漢方等を試すも改善せず。夫は20代に自律神経失調症経験があり励ましが支えに。最終的に「自分で治す」と発想転換し、プラス思考・体操・呼吸法で改善。

•カウンセリングの始まりとアカデミー継続。

自身の成功体験を聞いた友人からの相談がカウンセリングの始まり。相談者は現在もアカデミーに通う。

プラス思考とは、「明るければ良い」と思いがちで、プラス思考を学ぶ必要があるとは、多くの人が思ってもいないという事に気づいた。健康と若さを維持する為には、このプラス思考を細かく丁寧に学び、実践方法を身につける必要があるという事を、人々に正しく伝える必要性を感じ、体系化。

今で言うマインドフルネスの始まり。

•活動は36年継続。「明るければ良い」という単なるプラス思考ではなく実践重視。プラス思考のプロフェッショナル「プラスピスト」という用語を商標登録（第5176089号）し、世界で唯一「プラスピスト」の認定を受ける。

将来は面接等で「プラスピスト」が評価され、就職や結婚などに役立つ資格となることが夢。

•「マインドフルネス  アカデミー」と「リラグゼーションセラピー」

マインドフルネスアカデミーと、併設として独自の「プラスパタッチ」による「リラグゼーションセラピー」を運営。アカデミーへの参加は主に口コミ。

なぜこの場所ですか？

3年前まで中野で33年。リニューアル費用を考え引越しを決断。新宿（オペラハウス内候補）から銀座へ方針転換。今の物件を見て即座に気に入り、即決したが5階は成約済み。落ち込んでいたが、4階が空くという「奇跡」が発生！半年先の入居でも了承し決定。

•銀座移転の効果

生徒さんが「銀座だから楽しく通える」とおっしゃて下さいます。リラグゼーションだけのお客様も、中野よりも通いやすいようです。法人会での良質な人脈形成がとても嬉しいです。銀座の方々は余裕があり、思いやりがあり、とても心が広いと感じる。日々銀座が結んでくれたご縁に、心から感謝しております。

大切にしている考え方、理念を教えてください

最も大切にしているのは[人]です。

社員が安心して、自分の良さを存分に発揮できる環境を整えること。

それが自然とお客様の信頼につながると考えています。

思いやり・謙虚さ・素直さを大切にし、プラス思考を日々実践することで、スタッフ同士が調和して働ける会社を目指しています。

短期的な利益ではなく、信頼を一つひとつ積み重ねていくことで、

持続的に成長していきたいと思っています。

また、自分の“ものさし”を長くしていくことで多様な見方に気づきます。

サービスの特徴、御社だからできることを教えてください

お客様の身体や心を整えるリラクゼーションから始まり、悩みが深い方には私のカウンセリング、そしてご希望される方にはアカデミーをご提案致します。

職業、年齢、性別に関係なく、アカデミーに通っていくうちに、アカデミーのカリキュラムにより、色々な角度から自分を知ることができ、自分で元気になるスキルが身に付き、「自立した心身」を取り戻していく。

そんなステップを設計しています。

これからの展望、やりたいことを教えてください

「正しいプラス思考の実践＝プラスパ流マインドフルネス」を広めたいという想いがあります。

一般的には“ポジティブに生きよう”と言われますが、表面的な明るさだけでは心と体への効果は難しいです。

大切なのは、「現実を受け止めたうえで、どう前を向くか」ということで、それが“正しいプラス思考”と考えます。

私はそれを日常の中で実践できるよう、お一人お一人に合った具体的な方法をお伝えしていきます。

また、銀座は多くの人が集まるエネルギーの高い場所です。

ここで心身ともに整う体験をして頂くことで、人の気が整い、街全体にも良い流れが生まれると信じています。

私たちの活動を通して、銀座のコミュニティにも貢献していきたいです。法人会などのネットワークを通じて、企業や地域の方々ともつながり、「人を大切にする組織づくり」や「プラス思考の文化」を広めていきたいと考えています。働く人が心から元気であることが、社会全体の健康につながると思っています。

インタビュー後記

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